TMS治療の準備を開始
金額は高いけど、とりあえずやってみないとわからないし、とにかく良くなりたかったから10回だけ受けてみることにした。
契約初日に早速受けることになってんけど、1つ扉をくぐるとたくさんの個室が!
そこにはそれぞれTMSの治療器と思われる椅子のような大きな機械があった。
オレはその中の1室に通された。
そこで大きな機械がついてる椅子に約45度くらいの角度で座って、その椅子についてる機械を頭の左側に当てる。
初めての場合はこの時に、背外側前頭前野(はいがいそくぜんとうぜんや)に正確に当てるために入念な確認を行う。
この位置が決まると、次回以降はある程度スムーズに機械を当てることができる。
それで当てる位置が決まった後は、今度は刺激の強さを設定する。
この時になぜか耳栓を渡された。
機械の発する音が大きいからなんやって。
この刺激が強ければ強いほど良いのかと聞いたらそうでもないらしい。
できれば強いほうが効果は出やすいけど、痛みを我慢してまで強くする必要はないとのこと。
この刺激は頭の左側の一点に集中してピンポイントに当たる。
この刺激は医師や本によると
「キツツキに突かれてる感覚」
という表現やねんけど、はっきり言うて
「オレはキツツキに突かれたことがないからわからなーーーーーーーい!!!!!!」
って感じ。
っていうか誰があんねん、キツツキに突かれたこと。
とかなんとか思いながら刺激を与えられてみる。
小さい刺激から徐々に上げていったからそんなに痛くなかってんけど、脳に直接刺激が行ってる感じがしたし、左の鼻の奥にも刺激を感じた。
最初はこのくらい、と小さめの刺激で治療を進めることになった。
ちなみにさっき言うた耳栓は全く意味が無いくらい機械の音は小さかった。
これで治療を始められる体制は整った!